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【謎の助っ人】キャプテン霧雨91【何太子なんだ…】


[582]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/09/18(火) 00:38:21 ID:???
こいしの照れ隠しとはいつも通りの返しに肩を落とす魔理沙。
その彼女に、また誰かが歩み寄ってきた。
誰かと思い目を上げた魔理沙の目が見開かれる。

魔理沙「…カペロマン」

カペロマン「お話し中悪いが…借りていくぜ」

こいし「どーぞどーぞ」

カペロマン「……以前俺が言ったことを覚えてるかい?
       このチームが出来る時、あんたが必殺技を使わないって言った時の事だ」

魔理沙「……ああ」

こいしの背を目で見送りながらのカペロマンの言葉。
魔理沙は小さく頷く。

カペロマン『負けそうな時、あんたはどうするか。俺はそこを聞きたいね』

カペロマン『俺らだけでなく、あんただって嫌だろ?
       キャプテンが本気を出さなかったせいで負けました、なんて』

負けそうな時、魔理沙は引き続き必殺技を封印し続けるのか。
それとも使うのか、そう問われ……。

魔理沙『…そうだな。その時は、使わせてもらうさ。
     ただまぁ、最初から本気を出してれば…とは言わないでくれよ』

そう、答えていた。
そして今。空たちの圧倒的な火力を前にし2点のビハインド。
この状況を負けそうに思わぬ輩がいるとすれば、それはとんでもない楽天家だけだろう。


0ch BBS 2007-01-24