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【謎の助っ人】キャプテン霧雨91【何太子なんだ…】


[797]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/09/23(日) 15:23:05 ID:???
カペロマン「あんたの負け戦にチームを付き合わせる気かい?」

魔理沙「…怪我人を出してまで勝つことと、普通に負けること。
     私は前者がチームのためになるとは決して思えない」

カペロマン「…なるほどね」

同じ問いを重ねるカペロマンに、今度は魔理沙はしっかりと答えた。
その最果てが夢幻フラワーズだったことを思えば、カペロマンはその言葉を肯定することしかできない。
魔理沙のその背に悪魔たちを幻視したのもまた事実だった。
しかし、今は違う。今はいつもの霧雨 魔理沙だった。

魔理沙「それに」

いや、違う。
今までとは違う。どこか吹っ切ったような強さ。
強さを感じさせながら、魔理沙は不敵な笑みを浮かべる。

魔理沙「負け戦なんかじゃない。
     ここから私たちが力を尽くして勝てばいい、つまりはそういうことだぜ」

カペロマン「―――」

それは冷静な判断に基づけば何を言っているのかと一笑に付される言葉だったかもしれない。
しかし、それにカぺロマンは負けた、と思わされた。
自分は魔理沙の必殺技を解禁せねば負ける、そう思っている。それは今でも変わらない。
しかし彼女は、それでも勝つ道を模索している。


0ch BBS 2007-01-24