【謎の助っ人】キャプテン霧雨91【何太子なんだ…】

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[96]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/08/16(木) 23:42:48 ID:???
魔理沙「ら、ランニングカウンターシューぐえっ」

ズドォ……ッ！！

蛙の引き潰れたような声と共に、魔理沙も吹き飛ぶ。
彼女なりに考えた蹴り返しブロックであったが、猿真似が上手く行くはずもない。
見よう見まねで出来る才質もなければ、シュートを見切る能力も足りていなかった。

若林「（くそっ、ふざけるなよ…！あんな位置からボレーなら狙いをつけるために威力を抑えるはずだ…！
　　　　なのに霧雨はともかくあの2人を吹き飛ばすだと！？あの光すら見せないで！？）」

そして若林は気付いていた。この空のシュートはその力を出し切っていないことに。
それでいてなお、自分を含めた守備陣を破壊しつくせる力を持っているということを。

若林「くそぉおおおおおおおお！！」

…バギィィィィィッ！！

感情のままにボールへと拳をぶつけるが…。
宙を舞ったのは若林の方だった。……若林自身の予想通りに。
空のシュートは真っ向から全てを叩き伏せ、ネットを突き破った。

ピィィィィィィィィッ！！
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ！！

実況「決まったーーーーーっ！！今度こそ全てを吹き飛ばした！
　　　　お空ちゃんのシュートが守矢のゴールを突き破り、1-1！
　　　　まだまだ試合の行方はわかりません！！」

前次写

0ch BBS 2007-01-24