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【覇者の称号】キャプテン森崎44【カンピオーネ】


[130]2 ◆vD5srW.8hU :2012/10/29(月) 00:52:25.21 ID:5RM2c9N9
ランピオン「…いよいよ、日本戦だな」

ジェンティーレ「ああ。Jrユース大会での奴らの大勝は何の価値もない物だったと思い知らせてやる」

ほぼ同時刻、ジェンティーレとランピオンはホテルに備えつきのバーで物憂げにミネラルウォーターを傾けていた。
彼らにはかつてストラットによって負傷させられJrユース大会に出場出来なくなったと言う共通点があり、
他の者とはまた別の意義でこのワールドユースを重大視していた。

ランピオン「だが、日本は強敵だぞ。そしてブラジルとドイツもだ」

ジェンティーレ「当たり前だ。俺たちはそんな強敵達より更に強いと証明する為にここに居るんだ。そうでなくては何の意味もない
元々俺たちジョカトーレは随分ヤクザな職業だ。恨みを抱き、恨みを買い、恨みを晴らし…敵と味方が金の都合で何回も入れ替わり…
栄光を掴んでも20年も持たない。だがそれが良い…厳しく理不尽な勝負の世界ほど、達成感は凄まじいんだ。そうだろう?ランピオン」

ランピオン「相変わらずお前は強気なんてものじゃないな。だが…その通りだ。俺もそんな理不尽な世界に自分の意思で居るんだしな」

戦いたくても戦えなかったと言う経験は彼らに無限に近いモチベーションを与えていた。
そこに敗北の恐怖に怯える暇などない。勝利や栄光への渇望すら薄い。
とにかく戦いたい、結果は後からついてくる。彼らの瞳にはそんな炎が燃え盛っている。

ランピオン「ああ、早く明日になって欲しいぜ。これ以上日本を調子に乗らせたくない」

ジェンティーレ「奴らはこれがワールドユース初出場なんだ。4位で良しとしてもらうしかないな。フフフ…」


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0ch BBS 2007-01-24