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【覇者の称号】キャプテン森崎44【カンピオーネ】
[37]2 ◆vD5srW.8hU
:2012/09/04(火) 01:04:16.49 ID:f8voTif+
見上「(松山にとって、オランダユースの集団戦術は己の理想だったからな)」
三杉「(長年実現したがっていた理想のサッカーを自分で崩す、か。中々皮肉が利いた状況だ)」
オランダユースが体現していたトータルフットボールはチームワークを尊ぶ松山にとってとても眩しい物だった。
そこにラフプレイや反則すら厭わない徹底した実利主義が絡んでいなければ。
自分が憧れる対象と自分が忌み嫌う対象が同一の存在だった時、人はどんな顔をすべきなのだろうか。
松山は隠し切れない感情をひたすら不完全に押さえつけプレイに身を任せた。
岬「(こういう時こそ、相手の好印象を稼いでおかないとね)とるっ!」
バッ!
クルクルッ。
パシィッ!
放送「今度は岬くんのムーンサルトパスカット!オランダがチャンスを作れないまま時間が無情に過ぎていきます!
オランダ尚も必死に詰め寄りますが…岬くん大きくクリア!オランダは自陣内のスローインからのリスタートを強いられました」
松山「岬………」
岬「松山、あまり思いつめちゃダメだよ。君が潰れたら悲しいよ(善玉が根絶されるのは良くないからね)」
松山「ああ…有難う」
ピッ、ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!
こうして1年越しの因縁は立場が入れ替わった一方的な展開で幕を閉じた。
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0ch BBS 2007-01-24