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【覇者の称号】キャプテン森崎44【カンピオーネ】


[419]2 ◆vD5srW.8hU :2013/04/15(月) 11:57:45.43 ID:nYBcbXPp
ランピオン「なんで同点の状態で相手陣内でたまたま反則になっただけで一発レッドなんだ!
ケガをさせたのもただの偶然だ!そもそもこの試合2回目のファウルなのに2枚目のカードって何だ!こんなのおかしいだろうが!」

イタリアメンバー「や、ヤバい!」「落ち着けランピオン!」「バカ、何してるんだ!」

放送「なんとランピオンくん、猛抗議!全く納得していない表情で審判に食ってかかっています!」

この時ランピオンは我慢できなかった。この準決勝で退場したらイタリアが勝とうと負けようと
次の試合には出れない。決勝戦に進めても三位決定戦に進めてもどちらも出場停止中。
つまりこのレッドカードはランピオンのワールドユースの終了を告げる物だったのだ。

ストラット「やめろランピオン!ここで暴れても傷を深くするだけだ!下手すると二度とアズーリに呼ばれなくなるぞ!」

ランピオン「そんな事は分かっている!だがこれはワールドユースなんだぞ!たった一度のワールドユースなんだ!
ワールドカップに何回出られたから良いと言う物じゃないんだ!こんな終わり方…!」

ストラット「分かっている、分かっているさ…お前がそう思うのは俺のせいだ。そうだろう?」

ランピオン「!!………」

ストラット「だから俺が責任を取ってイタリアを勝たせる。この試合でも、決勝戦でもな。だから…」

ランピオン「…ああ…分かった。大人しくベンチに引き上げるさ…」

ヘルナンデス「(ランピオン…)」

殴りかかりそうな勢いで審判に詰め寄るランピオンをチームメイト達が宥めなければ
彼のワールドユースの結末は更に汚れた物になっていたかも知れない。
肩を落としてフィールドを去るランピオンの背中は年齢不相応に老けて見えたと言う。


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0ch BBS 2007-01-24