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【覇者の称号】キャプテン森崎44【カンピオーネ】


[471]コピペ代行:2013/05/13(月) 09:42:28.90 ID:fJ4N4zrO
〜再びエスタジオ・ド・モルンビー〜

絶体絶命の窮地に陥ったイタリアユースだったが、そこで最も追い詰められていたのは誰か?
最初に退場してしまったランピオンか、たった今状況を悪化させてしまったジェンティーレか?

ヘルナンデス「(そ、そんな…なんで、こんな事に…!)」

否、それは4年前の悪夢の再来を目の当たりにしているヘルナンデスである。

ヘルナンデス「(何故だ、何故またこうなるんだ…俺は一体何処で間違えたんだ…!)」

イタリアユースに詳しい者なら良く知っているだろう。4年前のイタリアJrユースがヘルナンデスの守備力に頼りきりの
情けないワンマンチームであった事を。そしてそれはチームメイトのフィールダー達が自滅して出場出来なかったのが原因だと。

ヘルナンデス「(俺は何も間違えていなかった筈だ!なのに…また俺はフィールダーが勝手に居なくなったせいで負けるのか!?)」

今ここでまたしても彼のチームメイト達は自滅し、彼をフィールドに置き去りにしていった。
これを人のせいにした現実逃避、自分の力で何とかしようとしない甘え等と糾弾するのは筋違いだろう。
ヘルナンデスは既に一度Jrユース大会で誰にも頼れないまま最後まで戦い続け、
その後も努力精進して這い上がり強くなって代表チームに戻ってきたのだから。

ヘルナンデス「(俺は…どうしたらいいんだ…もういっそ諦めた方がいいのか…?)」

彼がジェンティーレを罵倒出来たり審判の判定に怒り狂える様な性格だったらまだ救いはあっただろう。
だが彼にはそれが出来なくて、徐々に徐々に絶望と言う穴の中に引きずり込まれそうになる。

ストラット「まだだァアアアアアアアアアッ!!」

ヘルナンデス「!!?」

その時彼を救ったのは、皮肉にも4年前チームを崩壊させた元凶のストラットだった。


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0ch BBS 2007-01-24