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【覇者の称号】キャプテン森崎44【カンピオーネ】
[74]2 ◆vD5srW.8hU
:2012/09/21(金) 01:17:06.33 ID:rda5nBl/
〜大会18日目&19日目〜
大会18日目に行われた第三の準々決勝のカードはブラジルVSアルゼンチンだった。
通常はこのカードは説明不要の因縁の対決であり、当事国どころか外野も熱狂する試合となる。
だが今回は例外だった。
ディアス「………」
アルゼンチンユースのキャプテンにしてエースのファン・ディアスが負傷で出場不能となっていたからである。
これによりアルゼンチンの戦力・士気の両方が致命的に減少し、サポーター達ですら覇気がなくなっていた。
こんな状態でブラジルと勝負出来る訳がない。誰もがそう認識していたし、現実はその通りだった。
試合は描写出来る程の起伏が無かった。
終始ブラジルが攻め、終始アルゼンチンが対応に苦慮し、そして終始ブラジルがゴールを重ねるだけだったのだ。
カルロスが2ゴール、ザガロも2ゴール、そしてトニーニョも1ゴールを得、5−0になってようやく試合が終わった。
その頃はアルゼンチンサポーターは悲哀の叫びと屈辱の怒号を散発的に漏らすだけになっており、
大勝で喜ばしい筈のブラジルサポーター達もあっけなさ過ぎて白けた雰囲気になって居たと言う。
バルバス「(ふぅ…選手達のキャリアに傷をつけてしまったな。これからどうフォローすべきか…)」
ディアス「(今に見ていろよ、ブラジル、そしてイタリア。この天才を怒らせた報いを必ず受けさせてやる)」
後日”史上最も盛り上がらなかったブラジルVSアルゼンチン”と評された試合はこうして終わった。
ブラジル 5−0 アルゼンチン
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0ch BBS 2007-01-24