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【反撃の】ファイアーモリブレム40【狼煙】


[117]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/06(木) 16:47:24 ID:???
リンダ「よかった。どうしてもマルス様に渡さなくちゃいけないものがあって…。
    慌ててアリティアに行ったけどグルニアに遠征に行ったって言うし、
    すぐさまグルニアに向かったけど今度はマケドニアに行ったって聞かされて……
    ようやくここまでたどり着いたと思ったら、怪しまれてここの牢屋に放り込まれて、もう散々よ…」

一息で一気にまくし立てるように苦労を語るリンダを見てカチュアまで大変な気分になってしまうようだった。

カチュア「何やら複雑な事情があるみたいね。それでマルス様に渡すものって?
     ……いえ、まずはここを出ることが先決ね。すぐに鍵を探して……ッ!?」

バサッ…バサッ…バサッ…

この鼓膜が怯えて震えるような風圧の音。間違いない。飛竜の羽ばたきによるものだ。
反乱軍の兵士が戻ってきたのだ。このままでは最悪の事態は免れない。
たとえここを脱出できたとしても、天馬の羽の速度ではどうあがいても飛竜の追跡を振り切ることは不可能なのだ。
だが今自分が戻らなければ森崎隊は手痛い奇襲を受けることになる。せめて敵部隊の規模だけでも知らせなくては。

カチュア「くっ…ゴメンねリンダ。あなたの救出はここの砦の制圧後でも構わないかしら」

リンダ「うう…しょうがないわね。分かったわ。待ってるからねー!絶対助けに来てよねー!」

カチュア「はいはいわかったから叫ばないで!私がここにいることがバレちゃうでしょうが!」

一目散に砦から飛び出し、天馬にまたがり空を駆ける。案の定後方からは3騎のドラゴンナイトが追いかけてくる。

竜騎士A「おおー。ルーメル将軍の言うとおりでしたね。ホントに偵察部隊がやってきてましたよー」

竜騎士B「この大森林に囲まれる門の偵察が出来るのは天馬騎士か竜騎士ぐらい。
    アリティア軍に竜騎士がいるという情報は無い。とすれば…!」

ルーメル「ふっふっふ。3年前の戦いを思い出すぜ。あの時も逃げ惑うオレルアンの雑兵どもをこうして追い詰めたものよ」


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0ch BBS 2007-01-24