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【反撃の】ファイアーモリブレム40【狼煙】


[311]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/16(日) 10:51:55 ID:???
>E 潔く夢を諦め、次代の存在へ自分の夢を託すことに務める。

絶対に諦めない。諦めないと言ったら諦めない。そんな信条を抱えてこれまで生きてきた森崎有三という男。
だが、イスラスの言うように犯罪に手を染めてまでその夢を見続けようとする気持ちは彼の中には無かった。

森崎「もし……もしも俺ならそんなことになったらスッパリとサッカー選手という夢は諦める」

イスラス「理由を聞いてもいいか」

森崎「それで手に入れる夢の代わりに、失うものの多さを比べれば……な」

自分の夢をこれまで支えてきてくれた多くの人のことを思えば、
悪魔に魂を売ってまで自分の夢を見続けることは出来ないと森崎は言う。
両親、監督、コーチ、協会、チームメイト、そして数多くのライバルたちとの鎬の削り合い。
その果てにようやく掴みとった夢は、それこそ尊く、清いものでなければならない。

森崎「だから俺は夢を諦める。悔しいけれど……諦めが肝心って言葉もあるくらいだし」

イスラス「……そう、か。そうだな。きっとそのほうがいいのかもしれん」

森崎「それにさ。俺が叶えられなかった夢は次の世代の連中に託すことも出来るんだぜ」

イスラス「次の世代……」

第七小隊の教官として過ごした僅かな、しかし充実した日常は、森崎に指導者としての楽しさと厳しさを学ばせてくれた。
誰かに何かを教え、そして成長させてゆく。夢を叶えるための道標として、憧れの存在になれる。
その夢を自分の手でつかむことはできなくとも、誰かが代わりに掴んでくれることを期待することができるのだ。


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