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【反撃の】ファイアーモリブレム40【狼煙】


[382]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/20(木) 22:53:10 ID:???
『ド、ドロボー!ドロボーだ〜!!』

甲高い叫び声がロビー中に響き渡る。次の瞬間、この美術館のオーナーらしき男を突き飛ばし、
一人の男が森崎たちの目の前を尋常じゃない速度で通りすぎていく。
あまりのスピードと、いきなりのことで、逃げる人間の顔すらはっきり認識することが出来なかった。

中里「なにィ!盗人でござるか?」

三杉「美術館なんてそれこそ泥棒にとっては宝の宝庫だからね。
   値段なんて恐れ多くもつけられない作品もあるみたいだし」

そして、逃げた泥棒を追いかけるようにビクトリーノが黒い疾風となってロビーへと駆け込んでくる。

ビクトリーノ「お、ちょうどいい所に。お前らもちょっと手を貸してくれ!
       あの野郎、俺の鞄まで一緒にパクッていきやがったんだ!」

イスラス「何やってんだよまったく…。まぁ、いい運動になりそうだからな!」

ダダッ!

イスラスは椅子から飛び上がると、ビクトリーノと一緒に煙を巻きあげるがごとく外に向かって駆け抜けていく。
共に世界トップクラスの俊足だ。いくら泥棒といえども彼らの追跡から逃れられることは簡単ではないはずだ。

三杉「彼らに任せておけばとりあえずは安心かな?…………ん?これは…………」

先ほどの泥棒が慌てて落としていったものだろうか。
地味な包装がされてある小さな箱を三杉は拾い上げ、そして絶句する。

三杉「……関わりたくないものに関わってしまったな。これは……」


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