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【反撃の】ファイアーモリブレム40【狼煙】
[388]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2012/09/21(金) 08:46:19 ID:???
クライフォート「この間の仮面の男のことを覚えているか」
三杉「! ああ。あのとんでもない足の速さの謎の男のことだね」
クライフォート「奴がまた現れてな。こいつをイスラスに渡して欲しいと言い残して消えてしまった」
三杉「これは……」
クライフォートは鞄の中から分厚いスポーツタオルに包まれたあるモノをゆっくりと取り出した。
それは三杉がモロドフから受け取った荷物の中に入っていた蒼色の宝石と非常によく似た形状をしていた。
ただひとつ違うのは、全ての光を飲み込んでしまうかのようなドス黒い濁った色をしていることだ。
クライフォート「あの日の夜。イスラスが俺たちに話してくれたことが全て真実なのだとしたら…」
三杉はクライフォートの言葉を聞きはっと息を呑む。
行方不明だったイスラスがアヤックスの寮に戻ってきたあの日。
クライフォートと和解した後、彼は自分が今までどこにいてどうしていたのか語ったことを思い出す。
クライフォート「うかつに触るなよ。布越しに触れている今の俺でも、正気を保つのに苦労しているんだ」
三杉「まさかこれが彼の言っていた『闇のオーブ』のかけらだと言うのかい?
所持者に強い精神力が備わる代わりに精神に異常をきたすというあの……」
身動きすることができなくなるほどの悍ましい力が、黒色のかけらから伝わってくる。
確かに人格が大きく歪んでしまうほどの禍々しい正気が指先から染み込んでくるようだ。
三杉「確かイスラスは黒いローブの老人に謎の組織に拉致されたと言っていたな」
ここ最近次々と将来有望な若手選手が疾走している事件の被害者たちが、
この黒いかけらの虜にされ、集められているとイスラスは言っていた。
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0ch BBS 2007-01-24