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1- レス

【反撃の】ファイアーモリブレム40【狼煙】


[423]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/22(土) 15:52:16 ID:???
★アレナのぼうけん→ ダイヤA ★
>ダイヤ→グッズショップの中を探してみよう
>4〜Aでビクトリーノが話しかけてきます。


森崎たちはまずグッズショップへと向かうことにする。
そこではアヤックスの選手たちのキーホールダーやレプリカユニフォームなどが並べられていた。

ブローリン「お、イスラス。お前の分もちゃんとあるぞ。
      ちゃんと右足の色が白っぽくなってるんだな。随分しっかりと造形されてるぜ」

黒狼の名に相応しい漆黒の長髪を靡かせ駆けるその姿に、ブローリンは思わずため息を漏らす。

イスラス「……まぁ、悪い気はしないな。少し恥ずかしいが」

自分の姿が正直に反映される写真などとは違い、
デフォルメされたミニチュアフィギュアの自分はやけに爽やかに見えた。
姿こそ同じなれどまったくの別人のように思えて仕方なく、そして少し悲しかった。

イスラス「(こういう姿をサポーターに求められているってのは分かっている。けれども……俺は)」

本当の自分をさらけ出せない弱い自分を、未だに殻の中へと閉じ込めてしまっているのが現状だ。
そうでもしなければ、自分は自分でいられない。きっとここにもいられなくなる。
あの日。全てはあの日の事故さえなければと後悔しない日はイスラスの中には無いのだから。

イスラス「(……人の未来を奪い、蹴落とす、か。
     そうでもしなければ生きられない、戦えない奴がいると中山は言っていたが)」

誰かの夢を壊し、その破片を背負い込むだけの勇気が無いだけだと自分でも分かっている。
だから今でもこうして自分は後悔し続け、そして無駄な抵抗をすることしかできないのだから。


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