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【反撃の】ファイアーモリブレム40【狼煙】


[448]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/24(月) 07:51:32 ID:???
重量感のある音を漏らしながら、鞄は仮面の男の足元へと落とされる。

ビクトリーノ「ああーっ!あれは俺の鞄!?」

????「なんだか怪しい男が持っていたんで取り返して差し上げましたよ。南米の黒豹さん」

ビクトリーノ「へぇ、そりゃどうも。……って、オメェも十分怪しいと思うけどな」

自分のことを『異名』で呼ぶ仮面の男。少なくともビクトリーノというサッカー選手を知らないと出てこない単語である。
まだ鞄の紐は仮面の男の手にかかっている。奪い返しに近づくにはやや距離がある。

ブローリン「ちょっと待ってくれ。君が彼の鞄を取り返してくれたのなら是非お礼が言いたい。
      だが、君がその泥棒の仲間じゃないという証拠はあるのかい?」

ブローリンは冷静な口調で仮面の男を問い詰める。徐々に距離を詰めるようににじり寄ることも忘れずに。

????「おや、なかなか目ざとい人がいますね。それじゃあ分かりやすく説明しましょうか」

床に下ろした鞄を再び肩にかけ、男は先程までの物腰低い口調とは打って変わって勇壮に叫ぶ。

????「こいつを返して欲しかったら俺を捕まえてみなよ。ほらほら、鬼さんこっちら!手のなるほうへ〜!」

森崎たちをからかうような態度で手を頭上で叩き鳴らしながら、男はスタジアムの外を目指して走っていく。

イスラス「ちいっ、逃がすかよ!」

ビクトリーノ「こんにゃろっ!俺の鞄返しやがれー!(あの中には俺の大事な……!)」

俊足コンビが言うが早いか、仮面の男の後を追跡し始める。
あの二人に追いつく自信がないブローリンは、森崎に指示を求めてくる。


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0ch BBS 2007-01-24