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【反撃の】ファイアーモリブレム40【狼煙】


[44]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/02(日) 15:10:57 ID:???
ウォレン「……何のようだ。弓兵中心のこの部隊に天馬で飛び込んでくるとは正気か?」

カチュア「ウォレン、聞いて!ミネルバ王女は人々が住みやすい国を作ろうと努力されていた。
     評判の良くない将軍や兵士たちを追放しようとしたのもそのためだった。
     でも、そのことを知ったリュッケ将軍は兵たちを扇動してクーデターを起こしたの。
     彼らはこの国を自分たちのものにしようとしてるのよ。あなたは、それでもいいというの?」

前大戦後、ミネルバは一体いつ眠っているのかと周囲に囁かれるほどに復興に奔走していた。
膨れ上がった軍隊の縮小や異文化の積極的な受け入れは国の復興を早めたが、
ドルーア帝国との同盟を進めていたミシェイル派の臣下たちの反感は日に日に増していったのである。

ウォレン「……急な環境の変化は戸惑いを生むものだ。奴らはただそれに反抗しているだけじゃないのか?」

カチュア「ミネルバ様は疲れた体にムチを打ち、戦争で荒れた国の復興に務めていた。
     あの方の必死の努力をリュッケ将軍たちは横から奪い去ろうとしているの。
     このままじゃ折角平和へと歩み始めたマケドニアはまた争いの絶えない国になってしまうわ」

リュッケ将軍たち反乱軍に大義はない。再び大陸を巻き込む戦争など絶対に起こしてはならないとカチュアは叫ぶ。
一時期ドルーア帝国の仲間としてアカネイア同盟軍と戦っていたカチュアだからこその言葉だった。

ウォレン「(…気ままな狩猟生活を脅かされ、こうして弓兵としてかり出されているのが現状だ。
     サッカーとか言うよく分からない文化は別にして、確かにこのままじゃマケドニアはおかしくなる一方だ)」

顔なじみのカチュアの頼みということもある。ウォレンは暫しの間考え、そして答えを出す。


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0ch BBS 2007-01-24