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【反撃の】ファイアーモリブレム40【狼煙】


[459]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/24(月) 13:27:06 ID:???
ビクトリーノは突然立ちすくみ、追いかけるのを止めてしまった。
限界まで追い詰めたはずの仮面の男も、横を通りすぎていくイスラスも彼の視界にはすでに入っていなかった。

ビクトリーノ「(……なんてこった。情けねぇにも程が有る。なにがスピードなら誰にも負けねぇだ。
       いの一番にブレーキを踏んじまうような根性なしが……くそっ……くそったれ!!)」

自分の体を労り、常に最善の状態を保ち続けること。プロ選手の意識としては正しいかもしれない。
それでも。今ビクトリーノは確かに自ら勝負を降りたのだ。限界ギリギリまでのスピードバトル。
限界を振り切り、その先の景色が見えたかもしれない勝負を、我が身の可愛さあまり……。

ビクトリーノ「(違う、そんなんじゃねぇ。俺は……俺は!)」

奴に追いつく自信が無かった。それだけなんだ。
ブレーキを踏んだ足がそのまま鉛になってしまったかのように
ビクトリーノはその場を動くことができないでいた。

????「おんやあ、一人脱落か。ちょっと残念だが…お前はもっと俺を楽しませてくれるよな!」

イスラス「(足の速さなら負けちゃいねぇ。上をいかれていた駆け引きも、
     退路をリブタたちが塞いでくれている。今度こそ捕まえてみせる)」

リブタ「わ、わわわ、ここ、こっちに来た〜!!」

ディック「ビビってんじゃねぇぞブタが!俺らが身体はって食い止めるんだ!」

リブタ「そ、そうだよね。俺達がやらないと……ぶ、ぶっひぃぃぃぃぃっ!!」

ディック「憤怒おおおっ!通れるものなら通ってみろってんだ!」


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0ch BBS 2007-01-24