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【反撃の】ファイアーモリブレム40【狼煙】


[703]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/12(金) 07:42:19 ID:???
シャル「あれからもうすぐ10年かぁ。時が経つのは速いよね。兄さんの足の速さといい勝負かも」

その日からシャルは長い金髪を狩り落とし『マッハー』と名乗った。
ジュニアクラスと言えどもやはり男女の実力の壁は厚く、なかなか兄のような結果は残せない。
幸いなことに、周囲からは怪我の後遺症だろうと思われ、実力不足のカモフラージュになっていた。
それでも足の速さだけは兄ゆずりであったため、ウインガーとしての働きはしっかりとこなせていた。

シャル「兄さんのようになりたくて。イスラスの隣に立ちたくて。
    ただそれだけのために頑張ったなぁ。フフッ」

寮生活で自分がマッハーではなくシャルだとバレないように生活するのには苦労した。
まず男子トイレに一緒に入るのが怖い。練習後のシャワーも決まって最後に入ることを心がける。
小さい頃から兄の背中を見ていただけに姿格好の真似は楽だったが、これは大きな誤算だった

シャル「結局数週間でバレちゃったんだっけ。それも、大会を控えた最悪な時期に……」

欧州jr大会の試合前。大会規定で男児のみのチームでアヤックスjrは決勝戦まで勝ち進んできた。
皇帝シュナイダーと黒狼イスラスの初対決に記者や観客が騒ぐ中でのことだった。




イスラス「よくもまぁ、あれだけの間男だけの生活を切り抜けられたものだ。
     自分がチームに入れば失格になる。そう言って走り去るアイツを俺は追いかけた」


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0ch BBS 2007-01-24