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【反撃の】ファイアーモリブレム40【狼煙】


[727]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/14(日) 08:08:46 ID:???
>A ビクトリーノと一緒に逃げた泥棒を追う


森崎とビクトリーノは麻薬お菓子をドールマンに預けると
逃げた泥棒の行方を探るため、刑事たちを追い路地裏へと向かう。
先程よりさらに雲行きが怪しくなってきたオランダ空の下、
ビクトリーノは自慢の俊足を活かし、泥棒の足取りを探る。

ビクトリーノ「街中と違ってこの辺りはなんつーか……暗いよな」

森崎「天気だけの所為じゃ……ないよな」

見るからに怪しいものを売りさばく派手な服を来た男を始め、
あまりお近づきになりたくない強面の男、ニヤニヤと下品な笑みを浮かべる貧相な男。
顔という顔にじゃらじゃらと貴金属を取り付け、蛇のように舌をちらつかせる男。
自分と同じ人間だとは思えない。それこそ自分たちの常識には無い、
それこそアカネイアのような異世界に迷い込んでしまったような違和感を覚えていた。

森崎「ははは……世界は広いな。俺が知らない常識がまぁ、こんなにも存在するなんて」

ビクトリーノ「……ああ。ホント世界ってやつは広いぜ」

世界は広い。少なくともこの世代の中ではナンバーワンだと自負していた自分の足の速さに対する誇り。
それがほんの昨日のこと、無残にも破られてしまったことをビクトリーノは思い出す。
全力で走り続けることを躊躇わなければ、必ず追いつけたかもしれない相手だった。
だが、あの時ビクトリーノは自分から足を止めてしまった。衝突と怪我を恐れブレーキを踏んでしまった。

ビクトリーノ「〜〜〜〜ッくしょう!!天気が悪いと気分も滅入るってんだよ〜!」

森崎「おわっ!?いきなり叫ぶなよ、ビビるじゃねえか」

ビクトリーノ「悪い悪い。大声で叫べばあの雲も吹き飛ぶかな〜…なんてな」


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0ch BBS 2007-01-24