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【反撃の】ファイアーモリブレム40【狼煙】


[743]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/14(日) 17:06:16 ID:???
廃ビルといってもまだ電気が通っているのか、非常灯の薄暗い明かりが灯っている。
明かりを頼りに細い通路を抜けていくと、やけに清潔に保たれた開けた部屋に出る。

森崎「外から見た限りじゃ廃墟にしか見えなかったが、何だか頻繁に人通りがあるっぽいぞ」

ビクトリーノ「さっきスパイ映画って言ってみたけど、このビルって撮影にでも使われてるんじゃないのか?」

森崎「あーなるほど。それだったら納得だ。映画といえばこの間の……ん?」

カツーンカツーン……

ビクトリーノ「誰かが入ってきたようだぜ。一旦隠れよう」

遠くから数名の足音が聞こえてくる。二人は一旦物陰に身を潜め、事の成り行きを静かに見守る。



??「――それで例の研究は進んでいるのかね?」

??「ええ。サンプルも抽出し、あとは適応者の傾向を見守るだけです」

??「ふふふ……この研究の完成の暁には莫大な報酬が待っているからね」

??「ええ。それもこれもあのお方のおかげですよ。うえっへっへ」

二人はひょっこりと首だけを出し、喧騒する男たちの会話を聞き取る。

ビクトリーノ「…なんだか難しそうな話をしてるな。研究とか何とか」

森崎「うーん、よく聞き取れないな。もうちょっと近づいてみようぜ」


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0ch BBS 2007-01-24