※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【あの頃僕達は】Another-CU_5【少年だった】
[153]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2012/09/18(火) 00:12:12 ID:???
> C シャドーシールド(82+ゼロシステム) 消費300
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
バビントンがアーリー気味のクロスを上げ、翼が走り込んでいるさなか…
ラムカーネの頭の中では、他の人間には聞こえない警報が鳴っていた。
ラムカーネ(戦闘レベル確認…ボールの軌道、視線の動きからオーバーヘッドで来ると予想される。)
放たれるシュートの種別まで、かなり正確に見切っている。
しかし嫌な予感…というよりゼロの警告が、刹那も気を緩める事を許さなかった。
只のオーバーヘッドでなく、三杉のそれのような回転をかけてくる可能性が見えた。
だがそれは回転を加味したコースの見切りが必要となる事を意味し、ギリギリまでの観察するを余儀なくされる。
迂闊にダイビングをしてしまうと、コースが変化してしまえば、もはや切り返す事は出来なくなるからだ。
しかし至近から叩き落としてくるオーバーヘッドの速度への対応には、ダイビングでないと間に合わない。
つまりオーバーヘッドに特殊な変化が加わると、観察と行動のタイミングが非常にシビアになるのだ。
ラムカーネの頭の中の警報はそれを恐れた結果だった。
ラムカーネ(止むを得ない、シャドーシールドを使う…)
膝を少し落として身体を脱力させるラムカーネ。
その視線は、間もなく跳躍するだろう、サンパウロの10番に注がれていた。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24