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1- レス

【あの頃僕達は】Another-CU_5【少年だった】


[749]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/10/25(木) 17:09:00 ID:???

その中で翼は直感的に一つのプランを立てる。
大雑把に取り入れた情報から導き出たプランであり、精密さはない。
しかしそれが(大雑把ではあるが)正解の範囲に入っているのが天才の恐ろしさだった。

翼「行くぞ三杉くん!!」

ダダァッ!!

三杉(ほとんど舵を切らずに加速…! やはりこじ開けに来るつもりか!)

三杉は自身の読みが当たっていたと内心ほくそ笑んだ。
後は力負けしないようこちらも加速し、尚重心を下げて当たるのだと、
予め用意していた手札で迎え撃つのみ。
フィジカル負けで押し退けられたとしても、ボールを足で挟んでしまえば零すくらいは出来る…

翼「……」 タッ!

三杉「!?」 グッ

ここで三杉は自分でも信じられない行動に出た。
あそこまで準備しておきながら、全く予定になかったオーバーヘッドを跳ぶ体勢に切り替えたのだ。
そして後から脳裏に飛び込んで来た映像は数年前の記憶…
ヒールでボールを跳ね上げ、頭上を通して華麗に敵を抜く翼の姿だった。


0ch BBS 2007-01-24