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1- レス

【あの頃僕達は】Another-CU_5【少年だった】


[784]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/10/31(水) 00:28:20 ID:???

バビントン(うん……彼は天才だ。 あれがもってる≠烽オくはもってる奴になれる¢I手なんだ。)

この時バビントンは自分がもってる≠竄ツじゃない事を唐突に理解した。
もってる¢I手を目指すにも足らない身である事を理解した。
その身から溢れようとしていた嫉妬心も消え失せた。

バビントン(彼みたいな選手は大舞台であればあるほど実力を発揮出来るんだろうな…
       ハハッ、悔しいって思う事がバカバカしくなっちゃうな。)

バビントンは自分の事をよく知っていた。
それゆえにバビントンには翼を目指す事は出来なかった。
身体を壊す程に自分を虐め抜いても、彼のようなスーパープレイを身につけられないのは明白だったし、
何よりも練習より試合でパフォーマンスが上がる奇跡のようなクソ度胸…
生まれついての才能とも言える勝負強さは、バビントンが喉から手が出るほど欲し、手に入れられない物だった。

バビントンは翼と出会い、自分がサッカー選手としてもってる≠竄ツになる事を諦めた。
しかし彼はサッカーをやめなかった。
彼自身、サッカー以外で自分に何か人より秀でた才は何も見出せなかったのもある。
しかし彼は何より『サッカーを諦めた』わけでは決してなかったのだ。


0ch BBS 2007-01-24