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【More】キャプテン霧雨92【tenderly】
[227]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o
:2012/10/06(土) 21:23:50 ID:???
それは魅魔からの心からの望みだったと理解してしまったから。
どれほど辛くても、悲しくても。
受け入れないなんてことは、出来なかった。
魅魔「ありがとう、魔理沙。すっとしたよ。
バカな話さ。最悪の道だって知ってながら、あたしはまだ…。
あんなことを言ってもまだ、あんたがこちら側に来ればいいだなんてどこかで思ってた」
魔理沙「魅魔様っ……」
魅魔「なあ、魔理沙。あたしはあんたがどんな道を行こうが大切な弟子だって思ってる。
どんな魔理沙だってあたしの誇りさ。
だから、思うようにどこまで進んで行ってくれ。
こんなバカ師匠を超えていくぐらいに、高く、遠くへ」
泣き崩れたかった。その背に縋りたかった。
けれど、それはできなかった。
魅魔が魔理沙に望んでいるのはそんなことではなかった。
だから、歯を噛んで強く拳を握り堪える。
魔理沙「私だってそうだよ、魅魔様!私にとって魅魔様はいつだって、どこだって。
例え私がなりたくないって思った破壊者だったとしたって。
それでも、大事な師匠なんだ……!」
魅魔「はは、あたしのどこがそんなにいい師匠だったのかね。
至らない、及第点から大きく落ちるような師だとばかり思ってたよ。
弟子にゃあ甘いし、変な技も教える、プレイスタイルだってロクなもんじゃないしね」
そこで、ようやくに魅魔は振り向いた。
ようやく見えたその顔は変わらず…泣きながら笑っていた。
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0ch BBS 2007-01-24