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【More】キャプテン霧雨92【tenderly】
[229]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o
:2012/10/06(土) 21:26:12 ID:???
魅魔「さて……。渡すものも渡したし、あたしゃ帰るとするよ」
八卦炉を魔理沙に返し、再び魅魔は踵を返す。
そして魔理沙とは逆に進む足に、思わず魔理沙は叫んでいた。
この別れが今生の別れになる…そんな予感がして。
魔理沙「ま……待ってよ、魅魔様!そうだ、終わったら私の家に来てくれよ!
全然、まだ言いたいことが山のようにあって、だから…もっと話したいから、だから」
魅魔「すまないね、魔理沙。そうしたいのは山々だけど…そういうわけにもいかないのさ」
魔理沙「今日が無理だったら明日でも、明後日でも、いつだっていい!
朝でも深夜でも、時間は魅魔様に合わせるよ!だからっ!」
魅魔「…いいや、もう私とあんたは合わない方がいい。
何を傷つけても勝利を得る。…昔からずっと、あたしがいる場所ってのはそういう場所なのさ。
幽香たちと戦って、もう傷つけるのも傷つくのも願い下げだって思ったはずだ。
私はもうあんたをそういう世界に近づけたくない。
だから、もう去るのさ。これ以上は、別れが辛くなるからね」
魔理沙「………」
魅魔「……それじゃあね。
いつだってあたしはあんたの勝利を願ってる。それだけは忘れないでくれると嬉しいよ」
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0ch BBS 2007-01-24