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1- レス

【再会?】ファイアーモリブレム41【再会!】


[268]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/25(木) 14:46:58 ID:???
重騎士Aの突きを身をかがめて避け、素早く反撃を繰り出すマルス。
だが、相手も攻撃後の隙をうまく潰しており、なかなか決定打を叩き込めない。

マルス「(城門の防御効果があるとはいえ、ここまで堅牢な守りを固められると厳しいな…)」

重騎士はその硬い鎧から当然守備力に長けている。
だが、あくまでも武器による攻撃の耐久力に限った話であり、
魔法のような特殊な守りでなければ防げない攻撃に対しては弱いのだ。

重騎士B「だから早いうちにアンタにはお陀仏してもらわんとなぁ!」

マルス「しまった!リンダ、気をつけてくれ!」

リンダ「くっ……私だってカダインで修行を積んできたのよ。これくらい訳ないわ!」

重騎士Aに釣り出された形になったマルスは、後衛のラインに侵入を許してしまう。
リンダは万が一のための防護呪文の詠唱を準備しつつ、妖しい光を放つ装丁の魔導書を広げる。

リンダ「(大丈夫。私にはこの『リザイア』の魔法があるのだもの。
    そう簡単にやられてたまるものですか!)」

相手の体力を吸収するこの魔法があれば、相手の攻撃を受けつつも回復ができる。
すなわち、味方を守る『盾』にもなれる攻防一体の呪文なのだ。

リンダ「何故か女性しか習得できないおかしな呪文だったけれど、
    オーラに続く私の『秘術』の実験台になってもらうわよ!」

重騎士B「な、なんかやけに自信満々だなこの女。お、俺が怖くないってのかー!?」

怯えてすくみ上がる姿を期待していた重騎士Bは、逆上しながら槍をリンダに向けて振り回す。


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0ch BBS 2007-01-24