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1- レス

【再会?】ファイアーモリブレム41【再会!】


[304]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/26(金) 03:04:37 ID:???
マルス「うん……そうだね。リュッケ将軍。哀れな人だったけれど……だからこそ強い人だったと思う。
    これは傲慢かもしれないけれど、彼のような人が下にいるからこそ、
    僕のような王族は下のものを大切にしていけるのだと思う。いや、そうあらなければいけないんだ」

リンダ「ニーナ様もアカネイア貴族の他国への優越感への意識に悩んでおられました。
    誰かの上に立つことは、それだけ多くの責任と義務も背負わなければならない。
    その覚悟も持たずに、ただ地位と名誉だけを求める愚かな者たちが後を絶たない…
    森崎くん……の偽物、ラムカーネが皇帝となってからはさらにその傾向が顕著になっているんです」

マルス「(誰かを蹴落としてでも上に立とうとする野心。それにより突き動かされる強さはあまりにも大きい。
    僕も一度はリュッケ将軍の持つその闇に呑まれそうになった。でも……)」

リュッケの握りしめていた星のかけらをマルスは手に取る。
このかけらの輝きは、確かにリュッケを反乱軍の大将にさせるまでの力を与えた。
だがその輝きは純粋にリュッケという存在に対して力を与えたに過ぎない。
加護を受けた彼の力がどのような形で行使されるのか。
それはやはり星のかけらの力ではなく人の意思によるものでしかない。

マルス「この『星のタウルス』の輝きを正しき導きとするか、悪しき導きにするかは僕達次第なんだ。
    ロディ、全軍に城門前に集合の伝令を頼む。城門を突破し、ミネルバ王女を助けださなくては」

ロディ「かしこまりました。直ちに」



その後、アリティア騎士団はマケドニア城内を制圧し、反乱軍を完全に沈黙させた。
だが、城のどこにもミネルバの姿は見当たらなかった。
城の者の話では、何者かが飛竜に乗せて王女を連れ去ったとの証言が取れた。
すぐに白騎士団総出で国内の捜索を行ったが、やはりミネルバは見つけられなかった。

森崎「……くそっ!いったいどういうことなんだ?
   やはりここは無理をしてでも跳ね橋を下ろして強行突破するべきだったのか?」


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0ch BBS 2007-01-24