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【再会?】ファイアーモリブレム41【再会!】
[312]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2012/10/26(金) 09:24:06 ID:???
ラング「なにを!わしの命令が聞けぬというのか!?……そうか。やはり貴様の仕業だったのだな!
グルニアの王子たちを連れ去ったのはタリスの傭兵オグマだという噂だ。
かつてそなたの部下だったその男に、貴公が命じたのだろう!」
マルス「! そうか、オグマが。……しかし僕は知らない。だが、出来ればそうしたかった!」
ラング「な…な…なんだとォ…!?」
マルスの語気もラングを威圧するかのように荒ぶってくる。
どんどん陰惨な様子に変わっていく二人の空気を見て、森崎は嫌な汗が吹き出してきた。
森崎「マ、マルスのやつ……なんてことを。今アイツに逆らったら何をされるか分からないんだぞ!?」
ジェイガン「流石に我慢の限界だったのでしょうな。一国を背負うものとして、
これ以上奴のような狼藉者の指示に従う義理など無いと覚悟を決めたのでしょう」
マルス「(リュッケ将軍。僕は決して『英雄』などではない。
あの時代にそういった存在が必要だったから祭り上げられたに過ぎないんだ。
あなたは自分のことを虐げられ続ける影の存在と言っていたが、それは違う。
『反乱』という強い意志を貫き通すことができた立派な将。あなたも間違いなく英雄の一人だった)」
今の自分はおそらくリュッケ将軍が苦しめられてきた立場と同じ状況なのだろう。
強大な国家という存在を盾にとり、横暴な命令を突きつけてくるラング将軍。
『見上げる』存在に今の自分は『見下され』ている。
祖国のことを思えば、ここは我慢すべきだということは分かる。
だが、リュッケ将軍が遺した言葉のように『影の存在』が自分の意志すら持つことも出来ないのはやはりおかしい。
マルス「(星のタウルスよ。リュッケ将軍のためにも、その輝きを正しい方角へと導き給え)」
マルスは勇気を振り絞るかのように、星のタウルスを握りしめて堂々とラングに言い放った。
マルス「あの時、あなたと戦ってでもあの二人を助けるべきだったんだ!」
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0ch BBS 2007-01-24