※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【再会?】ファイアーモリブレム41【再会!】
[331]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2012/10/26(金) 10:51:34 ID:???
ラング「フン。小国の一介の騎士には一生かかっても分からぬことよ。
世の中には二通りの人間しかいない。支配する側とされる側の二通りだ。
わしは前者の側の人間だ。だから後者の者を虐げる。それだけよ!
さて、ジェイガン。決闘に負けた騎士の末路はなんだか分かるな?」
ジェイガン「……引退したとはいえ分かっておる。……腹でもなんでも斬ろうではないか」
マルス「ま、待てジェイガン!早まっちゃ駄目だ!」
短刀を取り出し、自分の腹に刃先を向けようとするが、何故かラングはその短刀を叩き落とす。
ジェイガン「な、何を…!」
ラング「やめておけ。あんな虚仮威しのハッタリしか出来ぬ弱々しい老人のことだ。
どうせその言葉もただの見せかけよ。悔しければオルベルン城にまで来ることだ」
ジェイガン「なっ…!?」
ラング「ユベロ王子とユミナ王女そして憎き傭兵オグマを
全員揃えてわしの前に連れてくることができたならば、
もう一度貴公と戦っても良いぞ。ぬわっはっはっはっは!」
満足そうな笑いを上げ、ラングは自分の城へと帰還していく。
ジェイガンは呆然とした表情で立ち尽くすしかなかった。
完全に見誤っていた。アドリア家という一つの国に等しい領を守る侯爵の姿がそこにはあった。
ジェイガン「……マルス様、このジェイガン、おめおめと生き恥を晒すことをお許し下さい。
あのラングという男、どうやらただの圧政者というわけではなさそうです」
マルス「彼にも彼なりの事情があるということか。ただ反発し合い争うだけならば簡単だ。
彼の立場となって、彼の言葉に耳を傾けよ。ジェイガンはそう言いたいんだね」
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24