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【夢幻泡影】黄金のジノ13【エンドレスエイト】


[204]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/04(日) 14:50:32 ID:???
ハルヒの言葉に、古泉が俺を掴む。
キョン「…………………………………」
しっかり目に焼き付けておくよ。お前らを。
ハルヒ。いつぞやは、本当に悪いことをした。謝っても謝り足りねぇが、謝っておく。
長門。いつも頼りきりですまん。
朝比奈さん。いつも優しくして頂いてありがとうございました。
古泉。こうなっちまったが、お前を俺は親友だと思っている。
古泉「…………お話は、外で伺います。」
俺は外に出ると、古泉に向かい合った。
キョン「………遠くへ行く事になってな。お前らの顔を見ておきたかったんだよ。」
古泉「そうですか。涼宮さんの精神も安定されていますし、貴方はもう必要ないですよ。」
キョン「そうか。………安心したよ。」
ハルヒも安定して、古泉達も平穏無事。言うことはない。
キョン「ま、頑張ってくれや。すまんな、手を取らせて。古泉。森さんと幸せに。」
古泉は、珍しく目をむいた。殴られるのは勘弁だからな。とっとと退散するぜ。

こうして、俺の北高校の生活は終わりを告げた。

佐々木「キョン。ついに明日だね。」
キョン「まぁな。………ハルヒ達にも挨拶はしときたかったんだが、つまみ出されちまった。やれやれ。」
佐々木は、俺にもたれかかる。
佐々木「………君には僕がいる。僕は、絶対に君を裏切らないよ。」
キョン「…………。」
日本最後の夜。家族からも見放されていた俺は、佐々木の家で過ごした。


0ch BBS 2007-01-24