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【夢幻泡影】黄金のジノ13【エンドレスエイト】


[276]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/07(水) 22:06:53 ID:UwJTY6PI
この世界の『俺』が、どんな時間を過ごしたか、それは知らん。興味がない。
ただ、ひとつ言えるのは、『俺』は、俺と同じ同性の親友がいた、って事だけさ。
古泉「………私は、彼女によく似たあなたが、彼女にしか思えません。」
だろうな。俺もそうだよ。
古泉「聞いても、何もならない事を承知で聞きます。彼女にとって、私は…………あなたにとって『僕』は、どのような存在でしたか?」
俺は、海老サンドをひとつ口に入れた。
キョン「…………………………………そこは、自分で考えろ。」
古泉は、下を向く。
キョン「答えは、もう言ったはずだからな。」
古泉「…………え?」
嫌いな奴の好物なんて、誰が覚えるか。そんな酔狂じゃねぇよ。
それに、言葉の通りだ。俺はお前に感謝しかないんだぜ、古泉。
キョン「………やっぱりうめぇな。海老サンドは。」
俺の言葉に、古泉は…………泣いた。
ごめんなさい、と。ありがとう、と。
なぁ、古泉。お前が、こうした質問を『俺』にしているなら、言っとくぜ。
キョン「わざわざ言わすな、馬鹿が。」
とな。

暫くして、古泉は泣き止んだ。やれやれ、今日はバケットひとつが昼食か。とんだ厄日だな。
とりあえず……古泉に聞いておく事は………

『2』票にて。
A や、やっぱり森さんと………?
B 恥ずかしい事言わされた分、言わせてやる。お前にとって『俺』はなんだ?
C 機関の存在について
D 特にないな。
E その他


0ch BBS 2007-01-24