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【夢幻泡影】黄金のジノ13【エンドレスエイト】


[302]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/09(金) 20:45:28 ID:4YpWFS0w
★ザ・ファックス スペード10 ★
スペード…ザ・ファックス「君は本当に卑怯だなぁ。」

努力では越えられない壁がある………………。それが才能の壁だ。
才能の方向性。ガゼルマンは、サッカーに向いていた。ザ・ファックスは、向いていなかった。
事務処理では、ザ・ファックスにガゼルマンは逆立ちしても敵わない。
それと同じ理由で、ザ・ファックスはガゼルマンに逆立ちしても敵わなかった。
どうしても受ける、と言い、ついてきたモデナのトライアウト。
ガゼルマンは、ついにトライアウトに合格した。ザ・ファックスは、言うに及ばず………。
ガゼルマン「ザ・ファックス………」
ガゼルマンは、友に手を伸ばした。しかし、その手は払いのけられる。
ザ・ファックス「ガゼちゃん、君は本当に卑怯だなぁ。」
………その目は、深い憎しみに囚われていた。
ザ・ファックス「本当は、僕がサッカーに向いていない事がわかっていたんだよね?
あ、そうか………子どもの時に、ガゼちゃんを裏切った仕返しかぁ。」
ガゼルマン「違うっ!」
ザ・ファックス「いやいや、そうだよ。じゃないと………僕がガゼちゃんを裏切っても、ガゼちゃんは僕を裏切らないんだから……」
ザ・ファックスは、ゆっくり立ち上がると出口に歩んでいく。
ザ・ファックス「頑張ってね、ガゼちゃん。屍を踏み越えて進む道だ。…………せいぜい、踏み外さないようにね…………?」
ガゼルマン「ザ・ファックス…………」
それが、二人の別れになった。

先着一名様で。
★鬱展開注意 ! card ★
JOKER…なんと、765プロの事務員に!
ダイヤ…故郷のタンザニアに帰り、事務員として暮らした。
ハート…イタリアに残り、いい加減な事務にうんざりしながらも、まったり暮らした。
スペード…各地を転々とし、串カツ屋である超人と出会い、更正。DMPの事務員になった。
クラブ…故郷を夢見たが、叶うことはなかった。
クラブA…クラブ+放浪の果てに力尽き、胴塚に眠った。


0ch BBS 2007-01-24