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【夢幻泡影】黄金のジノ13【エンドレスエイト】


[305]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/10(土) 10:36:05 ID:???
――――メッシーナ短編――――
モデナ戦から、一夜………………
守崎「…………ちゅうわけやが………」
リーグから発表されたのは、ホーム三試合使用禁止、そして暴動の引き金を引いたアシタカの、六試合出場停止処分であった。
パズー「なんだよ、そりゃあーッ!」
まず、激昂したのはパズーであった。
バロン「落ち着け、パズーくん。」
パズー「何で落ち着いていられるんだよ!アシタカだけ処分かよ!」
ポルコ「馬鹿野郎。」
パズーの頭に、ポルコが拳骨を落とす。
ポルコ「これでも優しいほうだぜ。下手すりゃ、アシタカの半年の出場停止処分もあったしな。」
バルス「その通り。私達も手を尽くしたが、これがリーグ機関からの最大限の譲歩だったのだよ。」
バルス、バロン、守崎、ユパ、ポルコには、深い疲労の色が浮かんでいる。
試合終了後、アシタカに説教した後、彼らはすぐにローマに飛んだ。
アシタカの処分の軽減を求め、リーグの機関に直接掛け合ったのだ。
結果的に、見せしめとして半年の出場停止処分を考えていた機関を翻意させられたが……散々な辛苦を味わった。
アシタカ「…………わたしのせいだ。すまない……………」
アシタカが俯く。ミルファクは、アシタカの肩を抱いた。
ミルファク「………なぁ、皆。チーム状態は、今が底。ここから逆転出来たら………カッコいいよな。」
ミルファクの芝居の利いた言葉に、ポルコが顔をしかめ、苦笑し、バロン、ユパ、バルスが苦笑した。
バロン「おいおい、ミルファクくん。私のセリフを取らないでくれ。」
バロンのジョークに、皆が笑う。雰囲気は、解れたものに変わりつつあった。


0ch BBS 2007-01-24