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【夢幻泡影】黄金のジノ13【エンドレスエイト】


[612]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/27(火) 22:43:20 ID:???
A 菓子の礼だ。

冬馬「………ま、菓子の礼だ。付き合ってやるよ。」
春香「ありがと。流石に一人だと、いい加減つまんなくてね。」
春香は伸びをした。
春香「待ち時間が30分位だから、駅前にいてもいいけど、このあたり、冬馬くんの学校の近くだっけ?」
冬馬「まーな。ウチの高校って郊外だからなぁ。」
春香「私立だし、仕方ないんじゃない?あたしは公立だけど、田舎だし公立が当たり前なのよね。」
冬馬「転校したらよくないか?東邦なら、学科によっては名前書けば上がるぜ?」
春香「一応、地元大好きだから。」
春香は、少し笑った。
冬馬「そうか。………それと天海。」
春香「ん?」
冬馬は、ルートビアを差し出す。
冬馬「これ、嫌がらせか?嫌がらせだろ?」
春香「わかる?」
春香がニヤリと笑う。
冬馬「ふざけんな、取り替えろ!お前のグレープフルーツジュースとだ!」
春香「あはははは!せっかく買って来たんだし、飲んで確かめてみたら?美味しいかもよ?」
冬馬「匂いからして、既にヤベェよ!湿布じゃねぇか!」
冬馬がルートビアを春香に渡す。少し匂いを嗅ぐ春香だが……
春香「うわっ!あたしこれダメ!湿布じゃん!」
冬馬「味は更にヤベェぞ。………飲んでみろ。」
冬馬の言葉に、一瞬春香の指が、ピクッと震える。しかし、意を決したようにルートビアを口に含んだ。
春香「………うわっ!最悪ッ!」
春香はグレープフルーツジュースを口に入れ、口直しした。


0ch BBS 2007-01-24