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【夢幻泡影】黄金のジノ13【エンドレスエイト】


[958]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/12/13(木) 07:53:47 ID:???
ゲルティスは、あからさまに顔をしかめ、ジノを見た。
ゲルティス「(ツバサ?アイツハ……。)」
ゲルティスの話は、先程までとうってかわり、翼のネガティブキャンペーン同然の内容となった。
曰く。
コミュニケーションが取れない(皆「(お前が言うな)」)。
実力はあるが、あまりに周りを見ない(皆「(鏡見ろ、鏡!)」)。
興味のない奴に関しては、どうでもいい扱いをする(皆「(お前もだーッ!)」)。
コミュ症、ヒッキー、相手にトラウマを与える位に叩き潰す、などなど………それはそれは書けないようなネタが多数であった。
ジノ「(…………ただの同族嫌悪のような…………)」
翼は内向的、ゲルティスは外向的という違いしかない。
ゲルティスの場合、親友にリベリオがいた。リベリオの存在は、ゲルティスにとって『外に目を開くチャンネル』のようなものだ。
サッカー以外でも気が合い、リベリオ、サトルスデキ、バチスタ達と楽しく過ごすうちに、他に関心を持つようになった。
反面、翼の場合、15の時から信用出来る人間が、大人しかいなかった。
石崎という親友はいたが、ブラジル留学時に離ればなれになり、より精神は内向きになった。
それだけの違いだが、それだけに、お互いの同族嫌悪は凄まじいものがある。
似ているから嫌い、でなく、お互いに合わせ鏡になった自分を見ている感覚になるのだ。
ゲルティスにしてみると、リベリオがいなければ、間違いなく翼のように。
翼にしてみると、石崎と若林がいたら、間違いなくゲルティスのように。
そうなっていたと、容易に想像がつくだけに、お互い嫌いで嫌いで仕方ない。


0ch BBS 2007-01-24