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【夢幻泡影】黄金のジノ13【エンドレスエイト】


[95]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/01(木) 12:54:50 ID:???
C 前のSOS団について話す

キョン「………『前の』SOS団って、こんな感じだったっけ?」
古泉「どうなんでしょう?確かに僕とあなたは、友人ではありましたが、今のように、胸襟開いて話し合える仲ではありませんでしたね。
それについては、朝比奈さん、長門さんも同様です。
皮肉な事ですが、涼宮ハルヒによって絆が深まったように思われますね。」
キョン「……………そうか。」
古泉の立てた仮説は、多分近い。佐々木の願望もある。
『皆が仲良く過ごせて、楽しい世界』
多分、佐々木はそんな願いをしたはずだ。利他的なあいつらしい発想だが。
その世界を俺に与え、誰と結ばれようが、佐々木は俺の親友として側にいられる。
………いじましい位、あいつは………。
キョン「…………仮にハルヒの願いを叶えて、全部が元に戻っても………俺達は、俺達なんだろうか。」
古泉は、首を横に振った。
古泉「長門さんは『私達の消滅』と言いました。恐らくは……書き換えられるでしょう。」
キョン「………………」
嫌だ。消えたくない。
古泉がいて、長門がいて、朝倉がいて、朝比奈さんがいて、佐々木がいる。そんな世界が……
古泉「長門さんの言った、ケース4。佐々木さんを抱きしめながらの消滅。それに酷似した今、ですよね。
…………この時、あなたは佐々木さんを抱かずにいた、と推測されます。
長門さんは、あなたが佐々木さんを抱いてから向かう事に可能性を見いだしています。
………僕は、あなたの選択に従いますよ。恨みっこなしです。」
古泉は、困ったような笑顔を見せた。


0ch BBS 2007-01-24