【勇儀】キャプテン霧雨93【再来】

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【勇儀】キャプテン霧雨93【再来】

[349]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/11/17(土) 22:22:11 ID:???
>>348　その辺りは以前にヒントを出しましたのでその辺りをご参照ください

走るカペロマン→ JOKER
>>TRAS-AM

なんとか止めなければ、それだけを考え走り始めたカペロマン。
彼は走り始めてすぐ、奇妙なことに気付いた。

カペロマン「（……なんだ…？この、感覚）」

集中時の異様な視力強化と、それに伴う空間把握能力の上昇。
それがカペロマン自身も知る彼の持ち味だったはず。
だが、違う。今感じているのはそんなものではない。

カペロマン「（もっと早く、動ける。
　　　　　　　　もっと集中して、もっと、その先へ―！）」

ダダッ！！！

体が疲労を忘れているかのように。体が限界を忘れているかのように。
その意識のまま、カペロマンは彼の限界の速度…。
それを遥かに飛び越えて加速しお燐のその先へと回りこんだ。

お燐「よしっ、このまま……えっ……？」

カペロマン「（追いついた…？いや、今はそんなことよりも…！）」

なぜ、どうして間に合ったか。そんなことはこの際は些事でしかない。
ボールを奪う、そのために走っていたはずだ。
ならば、今自分がすべきことはただ一つ。

前次写

0ch BBS 2007-01-24