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【勇儀】キャプテン霧雨93【再来】


[795]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/12/07(金) 01:31:25 ID:???
諏訪子「分身して、全部の技で迎撃をっ…!」

ここに至っては体力温存など無意味。
諏訪子は己のすべてで勇儀の奥義を迎え撃とうとする。
土塊、鉄輪、御柱。
しかし勇儀の力は一切合財を諏訪子ごと吹き飛ばす。

諏訪子「う、うわああああああああっ…!!」

サルバトーレ「ちきしょう…!どうしてだ、ただ蹴っ飛ばしただけのシュートで!」

怒りに燃える瞳でサルバトーレが反転をしつつ、大きく足を振りかぶる。
蹴り返してやる。言外に、その意志が見て取れるほどに。

バギイイイイイッ!!

サルバトーレ「(くそぉっ……俺は…)」

そしてその結果は言うまでもない。
常識外の力に足ごと大きく吹き飛ばされる。威力は些かも減じない。

若林「(落ちつけ……奴のシュートは高確率で外れる、俺はそれを待つだけでいい)」

そして若林は自分でのセービングを放棄してしまっていた。
なまじ冷静な判断が出来るだけに、外した瞬間に何度も救われているだけに、そう流れるのも仕方がなかった。
だが、この場面で奇跡など願うべきではなかった。あくまで最初に三歩必殺を受けた時のように…。
その実力のすべてでぶつからなければならなかったのだ。

ゴグシャアアアアアアアッ……ズドォォォン……


0ch BBS 2007-01-24