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【勇儀】キャプテン霧雨93【再来】


[872]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/12/11(火) 21:52:35 ID:???
魔理沙の言葉でようやく平静さを取り戻したサルバトーレは改めてそう答える。
若林の言葉ですったもんだがあったが、ひとまずそれは落ち着き…。
コーナーキックという場を迎える。

勇儀「……?」

コーナーアークに入った勇儀は、一見して空気の淀みを察知する。
このプレイに対する熱が感じられないのだ。
驚きつつも、勇儀は今までの経験からどのような展開を迎えるか察する。
脳筋とは言われるも、戦い…その場の空気を敏に察する能力は常人の比ではない。

勇儀「(ふむ……。ま、それもいいだろうさ、裏目を引かなきゃね)」

パルスィに回すか壊滅の咆哮か、どちらと行くか…と頭を回転させたその時。
勇儀は再び三歩必殺で行こうとその意志を固める。

若林「………」

勇儀「(ほう…あの坊主、本気で止めるつもりだ)」

楽しげに勇儀は笑う。
そうだ、その意志を持つものが例え一人であってもいるのであれば。
勇儀はそれに真正面から勝負に向かう。
体力・勝算など言った打算は二の次、本気で挑む相手には本気で。
それこそが勇儀の絶対の信条、曲げることのない彼女の芯。

勇儀「坊主、枠外やポストなんて期待してるんじゃないだろうね?」

若林「下らんことを言うな。……俺が止める!」

勇儀「――面白いッ!!!」


0ch BBS 2007-01-24