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【MAKEは続くよ】ライ滝第二五話【どこまでも】
[344]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA
:2012/12/20(木) 22:13:16 ID:???
『GA-RYUシステム』。それはヒューガー科学陣が若島津用に開発を行っていた強化プログラムである。
これを搭載・機動する事で、若島津の身体能力は短時間ながら通常の数倍に上昇するのだ。
なお、原理については企業秘密故ここで明かす事は出来ない。ごめんね。
ともあれ、八月の練習試合で生田(仮)にフルボッコにされていた若島津はこのシステムの完成を心待ちにしていたのであった。
若島津「11月の都大会までに体を馴れさせておきたいですし、早速システムの搭載を行いたいと思います。
キャプテン、許可を」
日向「……」
ヒューガー科学技術の粋を結集したサイボーグである若島津は、存在自体が企業秘密そのものである。
よって本人の独断で体内の改良を行う事は許されおらず、手を加えるには必ず日向の許可が必要なのだ。
(よってインハイの時に勝手に改造を行ったギルモア博士はヒューガーにマークされ九人の仲間と共に現在逃亡中である)
逸る気持ちを抑え、若島津は極めて冷静に改造の許可を求める。
だが、そんな若島津に対する日向の返答は彼の予想外のものであった。
日向「許可? そんなものをする気はねえな」
若島津「っ!? 何故ですか!」
希望を一蹴され思わず詰め寄る若島津に、日向は動じることなく言葉を返す。
日向「何故、だと? フヌケが。そんな根性だから無名チームに6失点もするんだよ。
いいか、俺がお前の体を機械にしたのはそうしなけりゃ交通事故でボロボロになったお前が使い物にならなくなったからだ。
お手軽パワーアップの為なんかじゃ断じてねえ」
若島津「……!」
【お手軽】の部分を強調して指摘され、若島津は言葉に詰まる。
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0ch BBS 2007-01-24