【MAKEは続くよ】ライ滝第二五話【どこまでも】

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[887]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA ：2013/03/19(火) 23:21:48 ID:???

D3：魁にグラウンダーのセンタリングを上げるんだ

滝「（さっき一発打った上に吹っ飛ばされた真司を酷使するわけにはいかん。となればここは魁一択。
　　　そして今回は浮き球よりもグラウンダーだ！）ミライ！」

ミライ「（あれは……魁さんへのグラウンダーのパスのサイン）GIG！」

　滝からささっと出されたサインを見たミライはこくりと小さく頷くと魁に向けてグラウンダーのパスを送った。

デネブ「さあ、ミライ君から魁君へグラウンダーのパスが出されたぞ！　生田（仮）、ここで同点に追いつけるか！」

侑斗「得点できないまでも若島津の体力は削っておきたい所だな」

新田「無理じゃね。あのFW準々決勝辺りから全然点決められてないじゃん。折角のチャンスを無駄にしたよこりゃ」

三杉（君が言うなと言いたい）

　観客席の隼が失礼な事を呟く中、ボールをトラップした魁はフィニッシュについて素早く思考を巡らせる。

魁「（若島津は一対一で滝を止めた程の実力者。それに体力を削る為にもここで一対一は絶対にない。なら……）マジで行くぜぇ！」

デネブ「魁君チップキックでボールを浮かした！　これは十八番のブレイジングストームの構えだ！」

真須駆「来るか……夏の練習試合での失点の借りをここで返してやる！」

若島津「キャプテンやタケシに負けてはいられない。俺もおーら力を限界まで引き出す！」

魁「うおおおおお、ブレイジングストーーーームッ！！」

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0ch BBS 2007-01-24