※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【変化する戦術】Another-CU_6【ロベルトの章】


[600]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/01/15(火) 17:51:31 ID:???

ストラット「同じ手は二度食わないぜ。」 ダッ

ロベルト(三杉の価値はそこに鎮座しているだけで攻守、全方位を睨める所にある。
      言わばチェスのクイーンみたいな物だ。
      だが一方のサイドへ押し込まれれば、その価値は精々ルックの位にまで落ちる。
      攻撃に専心した今の翼とはそこが違う。
      さあ行けバビントン、お前がピッチで一番に輝ける最初のプレイだ!)

バビントン「(これを通せるかでボクの価値が決まる。)
       期待して中央に置かれた意味… ボクも『もってる』奴になりたい!」

シュパアァァァァァァァン!!!


三杉「な、中を通してきた!?」

翼(三杉くん、今度は君が俺を意識しすぎているようだね。 この試合、俺は自分が
   まだまだだと思い知らされたけど、君に遠く離されたと言う訳でもないみたいだ。)

前半の終盤、そして後半の序盤に見られた図。
翼が焦燥し、三杉が冷静な目で試合とボールの流れを可視としている。
その図が今180度立場を入れ替わらせていた。

翼(…とは言え、ロベルトに過ちを正されなければ、こうはなってなかったか。
   やはり君は凄い。 ロベルトがここまで本気を見せたのは修哲小との交流戦以来だからね。)

表情を歪ませる三杉に対し、翼はそれでも称賛の念を禁じ得なかった。


0ch BBS 2007-01-24