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【変化する戦術】Another-CU_6【ロベルトの章】


[69]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/20(火) 19:40:28 ID:???

ロベルト本郷のミーティングは常に短く、システムとスタメンの発表と敵データの確認…
それに加えて、キャプテンである翼にゲームプランを提案させて吟味するだけに留まる。
またハーフタイムミーティングにおいても、前半の問題点を論じたりプランを変えたりはない。
状況によって、攻撃的に寄るか守備的に寄るかなど、方向を定性的に指示する程度の物。
そしてそれ自体は『結果さえ出せば好き勝手やらせてくれる』という認識に繋がっていた。

マウリシオ(その監督にしてはよく喋るなあ。)

バビントン(パルメイラス相手にビハインドを負った時でさえ、
       アッサリした姿勢を変えなかった監督が…?)

翼(ロベルト…)

ストラット(内容はともかく、前半で2点ビハインドは過去にも例を見ないからな。
       流石の放任監督も口を出さない訳にはいかないってか?)

ドトール(確かに…1点目はアンラッキーカウンターだったが、2点目は流れを作られた。)

アマラウ(序盤はともかく、半ば以降はツバサのプランが外れているのは疑いようもない。)

監督の手腕に対するささやかな疑念…。
それは潜在的な不安・不満と呼べる無形の空気であり、先程の刺々した雰囲気の正体の一つだった。
だがその疑念が今払われるかも知れない…一部のメンバー達は顔を上げた。


0ch BBS 2007-01-24