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【変化する戦術】Another-CU_6【ロベルトの章】


[759]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/01/28(月) 13:39:40 ID:???

三杉「それでRJ計画で予定を早めると?」

賀茂「ま、そうなんだが…。 うーん、俺の考えてること全部話しといた方がいいか?」

三杉「お願いします。」

隠し事をされているのは御免こうむるといった様子で三杉は即答した。
目の前の利害だけでなく、納得を優先したいゆえだった。

三杉は賀茂の表情を観察しているが、別段困った様子はない。
こう求められる事を予想していたように見て取れる。

賀茂「(まあ片桐も腹ん中を全部出したらしいしな。 そうしてもこいつのキャパは大丈夫だろう。)
    そもそもトーナメント形式の大会じゃ、途中で負けるのと勝ち上がるのでは、得られる経験
    が段違い… 出来る限りJカップでも全日本を勝ち上がらせたいってのが俺の意見だ。
    当然Wトーナメントも、将来はW杯もお前らに獲って欲しいと思ってるわけよ。」

三杉(ほう?)

賀茂「一方、片桐や見上は確かにお前らの世代に期待してるが、最優先はプロ化とW杯招致だ。
    まずそこで奴ら… と言うより協会の中枢と、俺との間で意見の相違がある。」

主題から少しずれたような話が始まり、新田はポカンとしている。
しかし三杉は目を鋭くし、事の重要性に感づきつつあった。

賀茂「さっきの話に戻すが、国内組と世界との差は恐らくヤバいところまで来ている。
    合宿の長期化、振るい落とし形式ってのも、その認識から急遽決まった話だ。
    これは俺や片桐の報告を受けた見上からの提案が受け容れられた結果だがな。」


0ch BBS 2007-01-24