※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【バグサッカー】きれぼしサッカー【やりまーす】
[146]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ
:2013/03/10(日) 17:24:20 ID:???
片桐「どうしてお前がこんな」
陽子「閉めて!お願いドアを閉めて!」
問いかけに対しもはや半狂乱と言っていい程の返事を受け、いよいよ尋常な理由ではないと知らされざるを得なくなる。
やむなく片桐は妹を左腕で抱えながら、開けっ放しとなっていたドアを閉め施錠した。
ドアが閉められた後、陽子は抱きかかえられてベッドまで運ばれる。
シーツの柔らかい感触が皮膚へ伝わってきた時、陽子の感情が再び噴き上がった。
陽子「兄さん、ああっ、よかった、もう、もう、わたし………」
兄の胸に顔を埋め、泣き始める陽子。泣けば泣くほど恐怖が蘇るようで、
次第に赤子のように激しく号泣する。片桐はそんな妹の頭をなでながら、昂ぶりが収まるのをじっと待つ。
嗚咽が静まり、体の震えが収まってから、泣き濡れた顔をハンカチでぬぐい、尋ねた。
片桐「どうしたんだ陽子、お前は日本にいたんじゃなかったのか。何があったんだ」
陽子「逃げてきたの、私が跡取りにされそうになったから」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24