※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【バグサッカー】きれぼしサッカー【やりまーす】
[148]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ
:2013/03/17(日) 16:14:45 ID:???
――――――
―――――――――
―――――――――――――
陽子が片桐家から脱出して数年後。
陽子は賀茂と共にサンパウロのとある料理店から立ち去ろうとしていた。
店では主に彼女が担当している業務と、
将来の日本サッカーの柱石となるであろう森崎と翼に対する分析の報告を、夕食をとりながら行っていた。
外はとうに暮れている。一日の仕事を全て終え空腹も程よく満たされた事もあって、陽子の瞼に眠気が漂う。
鈍くなった相手の様子から察した賀茂は、ポケットから車のキーを陽子へと放り投げた
。急にキーが投げられて一瞬陽子は動揺したが、何とか落とさずにキーを受け取れた。
賀茂「先に車で休んどけ、勘定はこっちで済ませておく。半額は後でいただくけどな」
陽子「え?いい年した大人が未成年の女の子と割り勘にするんですか」
賀茂「お嬢様が素寒貧にたかるんじゃねえ、四の五の言わずとっとと行け」
陽子「はーい」
賀茂とのやり取りでやや眠気を覚まし、陽子は車へ向かう。
解錠してドアを開け、助手席に座ると再び睡魔が襲いはじめ、うとうととまどろみ始めた。
勘定を済ませようとカウンターへ向かっていた途中、店員から賀茂は呼び止められる。
店員「コム・リセンカ(すみません)、あなたがミスター・ガモーでしょうか」
賀茂「ああ、そうだ」
店員「ミスター・カタギリより、お客様へのお電話を頂いております」
賀茂「片桐から?なんであいつがここにいるって分かったんだ」
ブラジルから遠く離れているはずのグラサン御曹司が何の因果か、面倒な手段で連絡を取ってきた。
せいぜいどやしてやれと受話器を取ったところで、聞き覚えのない男の声が聞こえてきた。
宗義「君が賀茂港君かね?私は片桐総合グループの総帥、片桐宗義だ」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24