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【バグサッカー】きれぼしサッカー【やりまーす】


[167]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2013/04/07(日) 15:18:40 ID:???
陽子「でも…有難う。嬉しかった。明日の試合も勝ってね」

その言葉を最後に、陽子は立ち去る。エレベーターのボタンを押して中に入った。
森崎の姿が見えなくなった途端、堰を切ったように両眼から涙が溢れ出た。

陽子「(いいんだ!私も頑張っていけるんだ、森崎くんと一緒に!)」

ゆっくりと瞼を閉じながら、穏やかに微笑みだす陽子。
他人が見れば、まるで泣く事を楽しんでいるかのようにさえ見える表情である。
実際、ある意味ではそうと言えるかもしれない。
陽子の中でよどんでいた靄が涙が融けてゆき、未来への希望が蘇ってきたからだ。

陽子「(もう負けない、絶対に挫けたりなんかしない!絶対に夢を実現するんだ!そして……)」

チーン。

ドアが開くとともに、顔を拭うことなく自分の部屋へと駆け出す。
涙を流していた瞳は燦々として、強い輝きを放っていた。

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0ch BBS 2007-01-24