【バグサッカー】きれぼしサッカー【やりまーす】

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[392]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ ：2013/07/20(土) 09:11:46 ID:???
だがこうして心動かされたといっても、岩見には特段の畏怖や絶望など、
マイナス方向の感情の乱れは全くと言っていい程起きなかった。

岩見「（どこへどうパスを繰り出してきても、結局は翼と岬どっちかに渡るんだ。どっちかにボールが来た瞬間に奪えばいい）」

それは大雑把とは言えある程度攻略法が頭の中に形作られていた事、そして

岩見「（何より俺は世界で戦う力をつけるために、あの連中と何か月も特訓を積んできたんだ、
　　　　あの中で通用してこれたなら、ここでもきっと通用する！）」

きれぼしJAPANのなかでの修練から勝ち得た実力への自信が、彼に怯みを微塵も与えさせなかったことによる。
この2つの要素が岩見に存分に働きかけたことによって、全ての力を余すところなく発揮する事に成功した。

岩見「そこだああああああっ！」

ビュアッ！
ガシイッ！

岩見「（くっ、奪えなかった、全力を出したのに！）」
翼「（俺と岬くんとのワンツーが弾かれた！今度は、岩見に！）」
岬「（うまくいったと思ったのに…やっぱり昔とは大違いだね）」

ボールにも負けないほどの勢いで翼に襲いかかる。必死の攻めが功を奏し、
翼が受け取ったばかりのボールをこぼれ球とすることに成功した。

カビラ「なああああんと！翼くんと岬くんのゴールデンコンビが阻まれるう！」

西尾「え、ええええええええええええええええっ！？」
長野「な、なんで岩見が翼と岬相手で互角に戦えてるんだ！？」
浦辺「分からん、さっぱり分からん！」

森崎「うそだろ…なんで岩見があんなに強くなってるんだ…って、げっ！」

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0ch BBS 2007-01-24