※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【バグサッカー】きれぼしサッカー【やりまーす】
[906]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ
:2014/12/07(日) 18:26:56 ID:aS2xOceU
★陽子におけるサッカーとは ダイヤ3 ★ 「そ、そんな訳ないじゃない!サッカーは私の希望よ!」
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
陽子は叫んだ。生気のかけらもなかったのが嘘のように、侮辱に対する異議に気迫が表れていた。
陽子「そ、そんな訳ないじゃない!サッカーは私の希望よ!
立場や境遇なんかいらない、実力だけが問われる世界、
力の差があろうとも知略や団結でひっくり返すことの出来る競技、
そして同調性しようとしても、起きるはずの無い奇跡が現れる舞台、それがサッカーよ!私が大好きなのはサッカーよ!」
賀茂「その通りだ」
聞きたい言葉がようやく耳に入り、満足げに笑みを浮かべ、腰を下ろす。
賀茂「その割には、随分と落ち込んでいたんだが」
陽子「ちょっと余計な事を考え過ぎていただけよ。でも、そんな事はもうしない。できる事をするしかないから」
こうしたやり取りを後ろで見ていた片桐には、妹として自分のよく知っている娘として、陽子の事について思いが浮かんでいた。
片桐「(陽子の恋人は、突き詰めるところサッカーなのだろうな。全てが決まっている会社の後継者教育の人生とは正反対の、
自由で厳しくてどこまでも歩んでいけるサッカーに、陽子は憧れ、熱中した。
そこへ森崎の存在を知った。彼の生き方はサッカーそのもの、そして陽子よりもすべての面で上を行き続けた。
そうしてサッカーへの追いかけは自然に森崎への追いかけとなり、恋となった。
陽子がサッカーを知らなかったら、片桐グループの後継者となる道を進むことになっていれば、
森崎に惚れる事はなかっただろう)」
胸の前に手を合わせ、意志のこもった瞳でテレビ画面を見つめて祈る陽子の姿を、脳裏で森崎と重ね合わせた。
片桐「大変な娘に惚れられたものだな、森崎」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24