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【次なる戦いの】もうひとつの物語6【始まり】


[144]もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/01/23(水) 23:21:11 ID:???
円堂「ああ…。でもそんな話冗談じゃない。
    いくら影山の仕業だったからって、トーナメントに出ていない以上俺たちに全国へ行く資格はない。
    そう断ったんだが…」

祐一「…」

円堂「『そうだろうな…。南葛が勝つことを祈ってるよ』って…」

祐一「…ッ!!」

それがもし本当ならば、決勝戦はいわば出来レースのような事となる。
例え鬼道のいう「影山の企みを阻止するため」だとしても、翼や森崎には今の話は決して聞かせることができない。

ふたりとも手段こそ選ばないが、勝負事に対しての姿勢は極めてフェアだ。
どのような自体になるかは、想像しなくてもわかりきっている。

祐一「それを知っていた上で…さっきその候補枠に入りたいって言ったわけかよ…ッ!!」

円堂「俺も鬼道のやったことはたとえどんな理由であろうとも、褒められたものじゃないと思う…。
    ただ、それでもあいつはさっき『試合で全力は尽くした』とはいっていたが…
    言い訳にしか聞こえないだろうな…」

祐一「(あったりまえだろうっ!!ぐぬぬ…どうしたらいい…!?
    でも、それほどまでして…鬼道が恥を捨ててまで『影山の仕業を阻止したい理由』ってのは何なんだ…!?)」


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0ch BBS 2007-01-24