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【次なる戦いの】もうひとつの物語6【始まり】


[257]もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/06/14(金) 00:20:06 ID:???
あゆみ「センパイ…急に倒れちゃったんでびっくりしました。
     多分熱中症かな?って思ったので…近くの公園の木陰のベンチまで運んだんです。
     今みなとちゃんは冷たいお水を買いに行ってもらってるところです。
     あ、駄目です!まだ動いちゃ駄目です!もうしばらく休んでいてください!!」

頭にはベンチの感触とは違う、むにゅ…とした感触がある。
これはまさか…膝枕。というやつではないだろうか…

あゆみちゃんはまだ不安そうな顔で覗き込んでいる。
なんだろう…デジャブ…というのだろうか。
立場が逆でこのような事があったかもしれない。そんな感じがする。

しばらく目を瞑り、涼し気な風と感触を堪能することにする。
サァァァ…と葉っぱがこすれる音がどこか気持ちがいい。

みなと「ねーねー!お水買ってきた…って、あ!!先輩意識が戻ったんですか!?よかった!!」

みなとの声が聞こえたので目を開けてみると…そこにもやはり、手にペットボトルを持って心配そうな顔をしているやつがいる。

祐一「ふたりとも大げさだな…。俺は大丈夫だって。心配するなよ」


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